SUPREMEがグラフィティに愛される3つの理由
1.FUTURAフォントのSUPREMEロゴがクール
Supremeを創設したジェームス・ジョビアは、バーバラ・クルーガーが1987年に発表した「I SHOP THEREFORE I AM」をヒントに(パクって)、赤ボックスに白抜きのFUTURAフォントを乗せた超クールなブランドロゴを作ってます。
そもそもバーバラ・クルーガーのアートワーク自体がカッコいいので、FUTURAのブランドロゴが乗っていればカッコよくないわけないです。そうです、そんな生い立ちのSUPREMEロゴがあまりにカッコいいので、グラフィティ・アーティストもみんな好きなんです。
2.ルイ・ヴィトンともコラボしたSUPREMEのブランド価値
SUPREMEはいまや誰もが知っているハイブランド。白抜きのFUTURAフォントを上手く乗せれば、ディスりながらも、実はSUPREMEのブランド価値を利用できちゃうんですよね。このちゃっかり感も、他のアートに見られない、グラフィティの魅力なんですよね。
もちろんエゴイスト・ギャラリーも便乗してます。いままでアートに興味がなかった人でも、SUPREMEを入り口にアートに興味を持ってもらえればと思ってます。
3.ストリートとの相性が抜群
SUPREMEはもともとストリート系ブランドなんで、生まれつきグラフィティとは相性がいいですよね。例えばHERMESをディスると、高貴なハイブランド VS アングラなストリートみたいな、変に極端な争いに見えちゃいますが、SUPREMEの場合、ストリート同志でジャレ合ってる空気になって、ちょっとホッとしますよね。
OG SLICK "Life's not fairfax"