ファッション中毒者向けの、特にシュープリーム中毒者に。
写真でみるととても写真のような写実感がありますが、実際の作品はもっと版画の刷り下ろし感があって、グラフィティ作品として楽しんで頂けます。
それにしてもシュープリームのグラフィティ作品には、名作が多いですね。
・OG Slickの"Life’s not Fairfax"
・European Bobの”Supeme Steve”
・Wrongwroksの"Mona Lisa Ripped Off"
・Lucas Priceの”Economy of Scale”などなど
バーバラ・クルーガーのタイポをパクったロゴが、何よりクール。このロゴが作品に乗っかってるだけでクールになりますよね。バーバラ・クルーガーのタイポ自身がクールなので、当たり前といえば当たり前ですが。シュープリームを扱ったグラフィティ作品は、バーバラ・クルガーのセンスも取り込むことができるので、とてもお得です。
あとはシュープリームのブランドスタイルも関係してるかもしれませんね。とても印象的だったのは、シュープリームの創設者が、ブランドをもっと売り出すのに、NYの街中に貼られたカルバン・クラインの広告ポスターにロゴステッカーを貼って回った、あの事件。事件というか、この行為自体がコマーシャル活動だったのですが、こんなゲリラ的な活動がグラフィティと親和性が高いです。ゲリラ的なストリート活動が、さらにグラフィティにパクられるという、見事な生態系を作り上げてます。
そして、シュープリームをパクったグラフィティを家に飾れば、シュープリームのブランド力とグラフィティ作品のセンスを自分のものにでき、皆さんが生態系の頂点に立てます笑
いかがでしょう、折角ですので、この機会に生態系の頂点に立ってみませんか?
エルメス版も、
こちらにありますよー。